2009年03月14日
盛土後の地盤調査(スウェーデン式サウンディングvs表面波)
実は、盛土前に地盤調査は3回実施しています。
しかし、地盤保証を受けるためには盛土後に調査しなくてはいけない
ということで、再度地盤調査を行なうことになりました。
確かに、盛土がしっかりと締め固めされていなければ大変なことに
なりますから、再調査に異存はないのですが・・・それならば
盛土前の地盤調査は何だったのか?
と激しく疑問に思います。
とにかく、改めてスウェーデン式サウンディングで調査してもらったところ、
地面から1.5m間隔で、硬い→軟らかい→硬い→軟らかい→硬い
というサンドイッチ地層になっていて、
6m×42本の柱状改良が必要!
という結果でした。改良工事の費用は100万を超えます。
ただでさえお金がないのに、困ります!
で、表面波でも改めて調査してもらったところ、
「30kNを満たした安定した地盤が続いている」という結果で、
地盤改良不要。ベタ基礎でOK!が出ました。

このように、スウェーデン式サウンディングと表面波で調査結果が
異なることはよくある話のようです。
「それぞれに特長があり、総合的に判断する必要があります。」
なんてことがネット上には書かれていますが、総合的にって言われても
当事者は分かりません。
地盤保証会社としては、「柱状改良しないと保証ができない。」という
だけのことですし、ハウスビルダーは、「表面波で地盤保証してくれる
保証会社に変えることはできますよ。」とアドバイスしてくれるだけで
総合的な判断ってことにはなりません。
結局は自分で判断するしかないのです。
ちなみに、都合5回の地盤調査の結果は以下の通り。
(1)盛土前、無料のSS調査 ×
(2)盛土前、有料の表面波検査 ○
(3)盛土前、有料のSS検査 ○
(4)盛土後、有料のSS検査 ×
(5)盛土後、有料の表面波検査 ○

それぞれの調査結果を見比べると、SS検査と表面波では地層の
結果は違いますが、SS検査だけで比べると同じような測定値に
なっています。
同じSS検査で同じ測定値なのに、地盤改良が必要/不要と分かれるのは何故か??
1つは、基礎の工法の違いだと思います。
(1)の無料SS検査を実施してくれたハウスメーカーの基礎は
布基礎でした。
1つは、鑑定する人物(会社)のスタンスだと思います。
(4)の有料SS検査を実施した地盤保証会社は、より安全な選択
をするようです。
(3)の有料SS検査は地盤保証に関係なく、純粋に調査だけして
もらいましたから。

優柔不断なワタシは、すっごく悩みました。
安心料として地盤改良するか?
正直60万程度ならやってもいいかなと思っていたのですが、
今回はあまりに高額でした。
悩んだ結果、「地盤改良しない」ことに決めました。
その理由は・・・
(1)単純に予算オーバーだったこと。
(2)SS調査でも「地面から2m以内に0.5kN自沈層がなかった」から。
(3)表面波の結果で地盤保証が受けられるから。
この結論を出すのに1週間かかりましたので、工事も1週間止まってしまい、
その結果全体の工程として2週間遅れることになりました
しかし、地盤保証を受けるためには盛土後に調査しなくてはいけない
ということで、再度地盤調査を行なうことになりました。
確かに、盛土がしっかりと締め固めされていなければ大変なことに
なりますから、再調査に異存はないのですが・・・それならば
盛土前の地盤調査は何だったのか?
と激しく疑問に思います。
とにかく、改めてスウェーデン式サウンディングで調査してもらったところ、
地面から1.5m間隔で、硬い→軟らかい→硬い→軟らかい→硬い
というサンドイッチ地層になっていて、
6m×42本の柱状改良が必要!
という結果でした。改良工事の費用は100万を超えます。
ただでさえお金がないのに、困ります!
で、表面波でも改めて調査してもらったところ、
「30kNを満たした安定した地盤が続いている」という結果で、
地盤改良不要。ベタ基礎でOK!が出ました。

このように、スウェーデン式サウンディングと表面波で調査結果が
異なることはよくある話のようです。
「それぞれに特長があり、総合的に判断する必要があります。」
なんてことがネット上には書かれていますが、総合的にって言われても
当事者は分かりません。
地盤保証会社としては、「柱状改良しないと保証ができない。」という
だけのことですし、ハウスビルダーは、「表面波で地盤保証してくれる
保証会社に変えることはできますよ。」とアドバイスしてくれるだけで
総合的な判断ってことにはなりません。
結局は自分で判断するしかないのです。
ちなみに、都合5回の地盤調査の結果は以下の通り。
(1)盛土前、無料のSS調査 ×
(2)盛土前、有料の表面波検査 ○
(3)盛土前、有料のSS検査 ○
(4)盛土後、有料のSS検査 ×
(5)盛土後、有料の表面波検査 ○

それぞれの調査結果を見比べると、SS検査と表面波では地層の
結果は違いますが、SS検査だけで比べると同じような測定値に
なっています。
同じSS検査で同じ測定値なのに、地盤改良が必要/不要と分かれるのは何故か??
1つは、基礎の工法の違いだと思います。
(1)の無料SS検査を実施してくれたハウスメーカーの基礎は
布基礎でした。
1つは、鑑定する人物(会社)のスタンスだと思います。
(4)の有料SS検査を実施した地盤保証会社は、より安全な選択
をするようです。
(3)の有料SS検査は地盤保証に関係なく、純粋に調査だけして
もらいましたから。

優柔不断なワタシは、すっごく悩みました。
安心料として地盤改良するか?
正直60万程度ならやってもいいかなと思っていたのですが、
今回はあまりに高額でした。
悩んだ結果、「地盤改良しない」ことに決めました。
その理由は・・・
(1)単純に予算オーバーだったこと。
(2)SS調査でも「地面から2m以内に0.5kN自沈層がなかった」から。
(3)表面波の結果で地盤保証が受けられるから。
この結論を出すのに1週間かかりましたので、工事も1週間止まってしまい、
その結果全体の工程として2週間遅れることになりました

Posted by わかまつ at 13:00│Comments(0)
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